今月からホームページ担当となりました総務の永野です。

 7月は市内の学校では職場見学やキャリア教育の授業が多くあり、当社も建設業について知っていただく機会を提供しました。

 

 まず初めに、7月7日(水)には花輪高校の1年生を対象にキャリア教育の一環として土木部長の湯瀬と私、永野が社会人講話の講師として登壇してきました。
 湯瀬は、自身が建設業に携わることになったある人の一言や、建設業という業界についての説明、仕事をする上で必要な資格などを伝えていました。
 講話の中で、湯瀬が担当した工事の写真集を本人の解説付きで紹介したのですが、スキージャンプ台や歩道の融雪システムなどの普段見ることのない部分の工事写真や、担当する中で大変だったことなどをジョークを交えながらの説明が生徒さんの興味を誘っていました。

 後日、講話を聴いた生徒さんの感想が学校から送られてきました。その中には先日熱海で起きた土砂崩れと絡めてお話した「建設業は地域インフラの『まち医者的存在』だ」という湯瀬の言葉が引用されており、この仕事の重要性が伝わったのかなと感じました。
 高校一年生という、進路を考えるには少し早い時期の生徒相手に難しさを感じたようですが、仕事について考えるキッカケになればいいなと思いますし建設業を視野に入れてもらえると幸いです。 

  7月8日(木)には十和田中学校2年生の4名が職場体験学習にきてくれました。


 中学生は、前日の高校生よりも更に将来の仕事選びというのは、漠然としたものだと思います。ですが中学校卒業後に工業系の高校への進学を考えるきっかけになればいいと願います。

 また7月14日㈬には、大湯小学校6年生の児童・4名が職場体験学習に来てくれました。

 先日の中学生さんたちとは対照的に、間近で見る機会が少ない重機や建設機械を見るたびにはしゃいでいた様子が印象的です。

 「大湯にはこんな会社があるんだ☆」と思って地元に愛着を持つ機会になってほしいです。

 最後に、7月14日~16日の三日間、花輪高校の生徒さん1名がインターンシップとして実際に職場で働きにきてくれました。

  インターンシップに来てくれた彼は、高校卒業後は土木建築系の学部に進学希望だそうです。
今回のインターンシップを学生生活の糧にして、数年後には一緒に働けることを心待ちにしています。

 人手不足が叫ばれている建設業ですが、先日の社会人講話の合間に先生とお話したのですが、高校から土木・建築系の学部学科に進学する生徒さんも少ないそうです。 こういいいた職場体験やインターンシップなどを通して、鹿角市内の建設業者の一員として長い目での建設業の人材確保に貢献できればいいなと私自身は思いました。
 私が十代の頃は、仕事に対してぼんやりとしたビジョンしか無く、学校でもこうした仕事について学ぶ機会も少なかったと記憶しています。鹿角の若者にとって仕事や将来、建設業という業界に対して目を向ける場の提供をできた事を喜ばしく思います。

総務部 永野