5月24・25日の2日間にかけて、当社では十和田中学校2年生の3名を対象に職場体験を実施しました。

 1日目の午前は会社案内、そして座学から始まりました。建設業がどのようにして仕事をもらい工事を進めているのか、着工してからの現場管理はどうやっているのかなどを土木部長の湯瀬がパワーポイントとともに説明しました。また、一般にCADと呼ばれる製図ソフトを説明を受けながら、実際にいくつかの簡単な図形を描いてみました。最初は若干操作に苦労している様子でしたが、基本的な操作にはすぐ慣れて自由に図形を描けるようになっていました。

 

 

 

 

 

 

 

 午後からは当社の産業廃棄物処理場を見学しました。施設の役割や設置してある機械の説明を始めとして、ダンプトラックの車庫・バックホウなどの建設機械を見学しました。バックホウには実際に搭乗して、操縦体験なども行いました。普段傍目に見かける程度であるためか、少々圧倒されていたようでした。

 

 

 

 

 

 

 

 2日目の午前は現在進行中の工事現場の見学と、測量作業の体験を行いました。現場見学では土深井の護岸工事現場で、実際の作業や設計図面を見ながら工事内容の説明を受けていました。また、測量体験では機器の使い方の説明を受けながら、建物を模した地面の目印で測量を実践しました。

 

 

 

 

 

 

 

 午後からは測量の結果を用いて実際にCADで図面を描きました。測量で得た角度と距離を表に入力するとCADで簡単に図面を描けるようになっているので、その便利さに驚いていました。

 そして最後に、建築部の宮舘から設計で使用しているソフトを見せてもらいました。簡単な操作で内装や外装の変更から、平面図・断面図の抽出、構造計算など様々なことが行えます。使い方さえ覚えれば誰でも設計が出来るようなもので、皆さんとても驚き興味を示していました。

 

 

 

 

 

 

 

 人口減少も土木業界の人手不足も長らく言われてきていることではありますが、こういった活動を続けることで外からでは見えないこの業界の素晴らしさ・やりがいが伝わり、少しでも興味・関心を持つ人が増えれば幸いです。